なんで自分の事すきになんなきゃいけないの?
自分自身について振り返ってみましょう。
「あなた自分の事すきでしょ?」と言われた事があります。
「ええ、すきですとも。」「気に入っていますとも。」そう思ったり、答えたりはしていましたが、そうすると気まずかった時期もあります。
なんでもや~っとするんでしょう?
「ええ、だいすきです!!」と目をキラキラさせて大きな声で胸を張って言えなかったんでしょう?
理由をいくつかあげてみましょうか。
- うぬぼれやだと思われたくないから
- ばかっぽく見られたくないから
- 欠点があるのは自分でも知ってるから
- 完璧だとは思ってないから
- 気に入ってないところも多いから
しかししかし、うぬぼれやだと思われても、ばかだと思われても。それにまさるメリットがある事も実感済みです。
なによりも何していても幸せを感じていられるようになります。ちょっとやそっとのアクシデントには動じません。一見、不運に見える事ですら、人生の学びに、もしくはスパイスになります。
多幸感をしょっちゅう感じます。「生きているだけで幸せ。」「空が青い、ああ、幸せ。」「息してる。人生って素晴らしい。」少しおおげさに言うとそんな感じです。
そもそも自分をすきになる事のメリットとは「幸せな気分になれるから」です。
「自分の事が好き!」って本当に思っているひとで不幸せそうに見えるひとには会ったことがないです。
自分の事が好きだって言っている人はどのひとも幸せそうに見えませんか?
ですから、幸せになりたいと思う人は自分の事は好きにであった方がよいと思います。
また、愛したい愛されたいと願う人々に
「まずは自分をすきになってあげなくっちゃ!」
「あなたは自分が嫌いなものをひとに勧めるの?自分で自分の事は嫌いだけと、仲良くして欲しいって言うの?」
という解説もあります。
しかし、そう説明されたとしても、それでも納得いかないひともいるかもしれません。
「それはそうかもしれないけど、自分には無理。自分の事はどうしてもすきになれない」むしろ「きらい」
であると。
今は不幸に浸っていたいの、幸せになんてなれないの。。。不満足なソクラテスでいたいの。。。
そういう気分の時もあるでしょう。
またキャラクター的に「自分の事が嫌い」な方がクールに見えるのでそちらを選ぶのも「あり!」です。わたしのあなたの大好きな彼女や彼が「わたしは自分の事が嫌い」とうつむいてつぶやくのを見て萌える。「あり!」です。
ですので、もちろん無理やりに自分をすきになる必要はないと思っています。望まないものは今は必要のないものなのでしょう。「自分大好きにんげん」は生理的にも、基本、無理という方もいると思います。
世の中で大活躍している大美人、大天才、大秀才の中には
外見においても内面においても「自分の事なんてだいっきらい!!!」と思ったり発言したりしているひといます。そういった感情が大きなエネルギーとなって輝く場合もあるでしょう。
人生いろいろですね。
ただ覚えておいて欲しいのは「自分をすきになる事で開ける道もありますよ。」「見えなかったものが見えてくる場合ありますよ。」という事です。ようは自分の選択です。メリット・デメリットを知った上で選び続けるのが生き方ですね。
「なんで自分の事すきになんなきゃいけないの?」
「別にすきでなくてもいいと思いますよ。」
「えっ?みんな自分をすきになれって言うじゃん。」
「すきになったひとが幸せだからじゃないですか、あなたにもそれを感じて欲しいって言ってるんじゃないですか?」
「そういうのっておせっかいだよね。」
「まあ、そう取るひともいるでしょうね。」
そんな感じです。
「なぜ自分をすきになると幸せな気分になるのか」と、「自分の事をすきになる方法」についてはまた別の機会に。。。
今回はこのへんで。