ばたログ「それって丁度いい塩梅?」

~体感に耳を澄ます日々のヒント~

死後に見る自分の大河ドラマは天国か地獄か 一考察

あの世に到着するとまず生前の様子が映写され再体験するという説があります。そう何かで読んだことがあり「おお、なるほど、それは信ぴょう性がありそうだ。」とその時は感心したものです。
 
人間にはいかにもそういった自動再生プログラムが組み込まれていそうだなと思います。ですが、実際のところその時の出来事が、夢か現か幻か (ゆめかうつつかまぼろしか)ということは証明が難しいでしょう。映画『マトリックス』を思い出しますね。
 
そもそも、あの世に天国と地獄はあるのか?という議論にはまだ決着がついていません。また天国と地獄は同じところだという説もあります。
 
今日エレベーターに乗ってぼーっとしている時に「あ!そういうことか!」とある解釈が頭に浮かんだのでメモしておきますね。
 
創作です。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 

この世での寿命を終えたわたしがまず向かうのは、この世とあの世の境界線です。仮に三途の川といたしましょう。船頭さんに六文銭払って渡船に乗せていただきます。
 
舟には他のひとも乗っていました。
 
死の直前はえも言われぬ至福に包まれるそうなので、みな穏やかな心持ちでにこやかな表情のひとばかりです。苦悶の表情で亡くなられる方もいらっしゃるようですが、今回の舟にはいないようですね。
 
そうこうしているうちに、向こう側の川岸が見えてまいります。
 
そうすると生前にご縁があったもう既に亡くなられた方々が待っていてくれます。「わー。懐かしいねぇ。」なんて言って「よく来たよく来た。」なんて言われて再会を喜び会います。
 
さて、こっからがメインの演目のはじまりです。生前の事柄が事細かく大きなスクリーンに映しだされ、再現されるのです。天の記録ですから、とんでもなく客観的で事実に忠実な内容がその人生分綴られます。自分専用の大河ドラマが放映される感じですね。恐らくこのシナリオと映像や音声と体感表現の正確さが天国と地獄を描き出すのでしょう。
 
他人も自分も大切にしていた時間は・・・温かい涙や喜びのシーンが多く→→→まさに天国!!!
 
他人も自分も粗末に扱った時間は・・・いたたまれない苦しみ悲しみのシーンが続く→→→程度によってはまさに地獄!!!
 

死後のプログラムは、生前の出来事が映像化されそれを延々自らの善行も悪行も再度体験するのだそうです。仮に80年生きたら、放映も80年分ですからけっこうな情報量ですね。
 
この世には「運が悪いように見える」ことと、「運が良いように見える」こととがありますが、その両方をいかに自分の学びとしその後の人生をどう生きたかがまさに問われるようです。
 
ここで重要なのは、あの世では「悪いことをしたから罰せられる」、「良いことをしたから褒められる」ということではないのでしょう。
 
良い、悪いの評価判断をくだされるのではありません。ただただ事実をありのままに伝えられ、それをどう感じるか?ということです。
 
ひとによってそれを「天国のようだった!」もしくは「地獄のようだった!」と表現するようですね。そういった形でこの世での因果応報を受け取るのでしょう。
 
人間に組み込まれたプログラム、再現される情報が正確であるが故に、あな素晴らしや、恐ろしや。わたしたちが見るのは天国バージョンであることを祈るばかりです。
 

 
なお、この世もあの世も天国にする方法については、また別の機会にお話しましょう。
 
参考:
臨死体験をされた方は書籍なども出されていますが、「嘘だ!」「本当だ!」という論争はつきません。

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