ばたログ「それって丁度いい塩梅?」

~体感に耳を澄ます日々のヒント~

「前向きに」と言われる度に感じる息苦しさ

「物事を前向きに考える」というのはひとつの視点です。
しかし、常にそれが最高の選択肢でしょうか?
 
もしも、
 
「泣かないで!」
「元気出して!」
「ポジティブに!」
「きっとうまくいくよ!」
「前向きに考えなくっちゃ!」
 
とかとか、言われたり自分のアタマの中で声がしたりして
 
「げー」とか「ぐぅー」とか「えー」って、もやもやした気持ちになったらそちらの声をまず聞いてあげてください。
 
辛い時に「もっと頑張れ!」と自分に言うのは酷な事。
自分の声を自分で無視し続ける事は切ないことです。
 
まずは自分の今、この瞬間の状態を確認しましょう。
 
・猫背になっていないか
・呼吸が短くなっていないか
・肩に力が入りすぎていないか
 
もしそうだったら、すぐにケアしてあげましょう。
 
・少し胸を張ってみる
・「ゆっくり静かに細く長く息を吐き、ゆっくり吸ってしばらく止める」を繰り返す
・肩をやさしくゆっくり動かす
 
自分を責めるのは、いつも自分の心の中の声。
責め続けられたらますます息苦しくなってしまうことでしょう。
それに黙ってもらう事が難しい時はまず身体のリズムを整えてあげましょう。
 
「がんばりたい!」気持ちも大切ですが、まずはエネルギーを補充してからにしましょう。
 
緊張が続いている場合、自分自身に適した心身をゆるめる方法を探ること。
 
・お風呂に入る
・銭湯やスパに行く
・温泉に行く
・足湯をする
 
まずは自分に対してリラックスする事を許してあげてください。
心身のエネルギーが枯渇している状態で頑張るとどうなってしまうか気づきましょう。
 
「前向きに」と言われて息苦しさを感じる時は
今すぐに自分自身を助けに行ってあげましょう。
 
あなたが希望している「頑張りたいように頑張る!」の話はまたいずれ。。。
自分を甘やかすことが諸悪の根源だと思っているあなたへはその話もまたいずれ。。。