ばたログ「それって丁度いい塩梅?」

~体感に耳を澄ます日々のヒント~

駅でのトラブルを見かける度に思うこと 短気は損気 

ひとが多く集まる場所で、怒っているひとを時々見かけます。
 
先日地震の影響でJRが止まってしまったホームで怒鳴り声をあげ暴れている男性がいました。電車の中からは姿は見えませんでしたが、友人らしき人物が必死に「だめだってば、警察きちゃうってば」と押さえつけているらしく、「離せぇ~~~。」という大声がホームに響いていました。数人駅員さんも数名駆けつけていたようです。
 
地震の影響で仕事が大変な時にもっと大変になってしまった駅員さん達にも同情しました。恐らく20分程怒鳴り暴れていたようですが、理由は不明です。
 
今日も駅の階段付近で「むかあっ」としている男性を見かけました。50代くらいの方、20代くらいの男性とすれ違う時にぶつかってしまったようです。イヤホンをしている若い方の男性はそのまま通り過ぎ、ホームで電車待ちをしていましたが、その方向をずっと見ている男性。「どうしてやろうか。」といった怒りが収まらない様子が背中から想像できました。そのまま現場を離れたのでその後どうなったかは不明です。
 
駅はひとが多いです。混み合っています。急いでいるひとも多い。気をつけていなくても気をつけていても、接触してしまうことがあります。
 
電車の中での揉め事も過去に何度か見かけました。
 
一人のよっぱらいが外国人男性にからみ、それを二人がかりで抑えこむ近くにいた男性客。
 
何をされたかは知らないが、大声で怒鳴り相手を威嚇する男性。同僚らしき男性をかばい間に入って謝っている女性。
 
バスでもあります。
同じ老人ホームの仲間らしき集団が乗り込んで来たかと思うと、高齢の男性が怒鳴り始め、別の高齢の男性を通路で突き飛ばしました。あっけに取られている間、数秒二人でもみ合っていましたが、突き飛ばされた方の男性は後から来た高齢の女性に付き添われて一旦バスを降りてことは収まりました。
 
そういった現場に居合わせる度、怒りのコントロールの方法は小学生の時に必修にすべきだと感じます。怒りに任せて誰かを傷つけても何の得にもなりません。場合によっては人生全体を失ってしまうこともあります。
 
その時は腹が立ってしかたがなくとも、後で冷静になってみればなんてことをやってしまったんだろう後悔するひとがほとんどでしょう。
 
感情がある以上、怒りの無いひとはいません。ですのでそれをコントロールする術も心得ておきたいものです。
 
ひとまず怒りを沈める3ステップ
  1. まず腹を立てていることを自覚した瞬間に必ず10数える
  2. とにかく呼吸を整える→息を吐き、4カウントで息を吸い、7カウント止め、8カウントで吐く
  3. この怒りが生み出す結果をいくつか想像する
 

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トラブルが大怪我や死亡事故につながったケースもあります。ご本人はもちろんのこと、ご家族やご友人の無念は計り知れません。
 

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危険は避けたいものです。対策については、家族や友人で話しておくことも必要ですね。
 
参考:

www.alsok.co.jp

なお全ての怒りが悪いのか?といえばそうも言い切れません。建設的な怒りは行動のエネルギーとなり、情況の変化を促す場合もあります。
 
その件に関してはまた別の機会に。
 
今日はこの辺で。