ばたログ「それって丁度いい塩梅?」

~体感に耳を澄ます日々のヒント~

「どうしたいのか?」より先に「どうありたいのか?」

したいことと、得たい感情がずれてしまうことがある。
その行動をして得るものは、本当に心から求めている感覚なのか?
 
他の方法がよりふさわしい場合もある。
 
例えば、下記のような状況が考えられるかもしれない・・・
  • 学びたいと思っていたが、本当に求めていたのは「自由」だった。資格は取ったが、自由な時間は減った。そしてなんだか窮屈だ。
  • 結婚したいと思っていたが、本当に求めていたのは「安心」だった。結婚はしたが、不安は増えるばかり。
  • 恋人が欲しいと思っていたが、本当に求めていたのは「やすらぎ」だった。素敵なあのひとといると、緊張してありのままでいられない。
  • 大金持ちになりたいと思っていたが、本当に求めていたのは「尊敬」だった。お金は得たが、睡眠時間と気楽さを失った。
  • 旅に行きたいと思っていたが、本当に求めていたのは「リラックス」だった。あちこち行き過ぎてちっとも心がやすまらない。増々忙しくなった。
  • 田舎に住みたいと思っていたが、本当に求めていたのは「自然体であること」だった。移住はしたけれど、お金とエネルギーを使い果たした。向いてないから辛い。
  • きれいになりたいと思っていたが、本当に求めていたのは「認められたい」だった。美人になったけど、なんか個性なくなったよねと言われる。
  • 痩せたいと思っていたが、本当に求めていたのは「健康」だった。ごはんを我慢して、食べ物のことばかり考えてしまう。イライラする。そして疲れやすい。
  • 転職したいと思っていたが、本当に求めていたのは「成長したい」だった。新しい職場に移ったけれど、何だか前職と同じ不満ばかり出てきてしまう。
 
「どうありたいのか?」かをしっかりノートに書きだしてから、その為に「どうしたいのか?」を決める。
そしてそれに近づく行動をいくらでも順番に試していけばいい。
 
あと、まったく予想外の結果が必ずしも不運に繋がるとも言いがたい。
すべての出来事は道半ば。途中結果でしかないからだ。
 
人生、万事塞翁が馬。何が起こるか分からないのもまた面白さ。その話に関してはまた別の機会に。そして、これはものすごく潜在意識(無意識の領域)に関係する話。
 

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